チャンピックス、ニコチネルTSSともに国内品薄となり、現在新たな禁煙治療を開始できません。再開する際に改めてお知らせいたします。
今しばらくお待ちください。
禁煙治療の新しい時代が始まりました
内服薬と貼付薬に選択肢が広がりました
チャンピックスの特徴
タバコを吸い、吸収されたニコチンが脳の神経細胞にあるニコチン受容体に結合します。すると神経細胞の端末よりドパミンが放出され満足感などの快感が得られます。
チャンピックスを内服すると、タバコを吸ってもニコチンが脳の神経細胞にあるニコチン受容体に結合するのを妨げ、喫煙による満足感を抑制します(拮抗作用)。
チャンピックスがニコチン受容体に結合することで少量のドパミンが放出され、禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感が軽減します(作動薬作用)。
禁煙治療法の実際
1、内服薬
1週目:
禁煙開始の予定日を決め、その1週間前から内服薬を服用します(喫煙は継続できます)
1日目~3日目:0.5mg錠を1日1回食後内服 (朝・昼・夕は問いません)
4日目~7日目:0.5mg錠を1日2回朝・夕食後内服
2週目:
8日目に禁煙を開始します(タバコを吸わない日の始まりです
8日目~14日目:1mg錠を1日2回朝・夕食後内服
※1mg錠1日2回内服を12週間続け治療終了です
※禁煙に成功した患者様のうち、長期間の禁煙をより確実にするために、必要に応じて1mg錠を1日2回、さらに12週間延長内服することが可能です。
2、貼り薬 使い方
このお薬は、1日に1回貼りかえてください。
この薬の使用は8週間で終了することを目標とし、10週間を超えて使用しないでください。
貼る場所をタオルなどでよくふいた後、けがや皮ふ病のある場所、ベルトのあたるところ、毛の濃い部分をさけて上腕、腹部、腰背部のいずれか1ヵ所にはります。
肌にシワができないように伸ばしてはります。薬のフチが浮かないように10秒くらい手のひら、指先でしっかり押えてください。
3、内服薬と貼り薬の費用比較
(価格は変動の可能性があります)